江幡社長インタビュー
「情報で世直し」。これが、私がAll Aboutを立ち上げた理由です。個人個人が自立して、自分らしく生活することができれば、社会全体が元気になれるのではないかと考えていました。個人が自立して自分らしく生活するには、信頼できる真に役立つ「情報」が必要です。その「情報」は、マスコミから発信される画一的な情報ではなく、様々な現実の場面で使われている、「現場にある情報」なのではないでしょうか?
All Aboutは、さまざまな領域の専門家が、「ガイド」として、自分の持っている知識や知恵を信頼できる「情報」として、インターネット上で提供しています。この「情報」を通して、読者が新しい価値観やライフスタイルを発見したりすることができれば、個人個人が物質的にも精神的にも豊かな生活を送れるようになるのではないでしょうか?このように「情報」を通じて、個人を元気に、そして社会全体を元気にしたい。これが、私の「世直し」です。
現在も、All Aboutは、日々進化をしています。専門家は、約450名に、利用者も1500万人以上にまでに成長しています。さらにサービスは、みなさんの「知りたい」に応える情報提供だけでなく、専門家が商品を厳選し、おすすめする、ライフスタイル提案型オンラインショッピング事業「All Aboutスタイルストア」や専門家と一緒にこだわりを実現する支援をする、専門家マッチング事業「All Aboutプロファイル」などを開始し、みなさんの「買いたい、欲しい」や「専門家と実現したい」などにも応えています。
オールアバウトは現在6歳。ようやく基盤ができてきましたので、これから更にステップアップしていきます。そのステップアップとして目指していることが、大きく分けて二つあります。まず一つ目が、All Aboutというメディアの影響力を拡大することです。もっと専門家を増やし、専門家が作るコンテンツの量を増やすとともに、専門家に対する編集面のサポートを充実させ、今以上に専門家の作るコンテンツの質を高めていきます。さらに、専門家でなくとも詳しい情報を持つAll Aboutの外にいる例えばブログやSNSで活動をしている人たちにも参加してもらえるようにすることも考えているし、インターネット外、つまりリアルな場所でガイドと読者が出会える接点作りもしていきたい。セミナーや学校、イベントを開くなどして専門家と出会うチャンスを作っていけたらと思います。
二つ目は、All Aboutを活用したビジネスの拡大です。現在、オールアバウトが行っている事業は、広告、ショッピング、専門家マッチングと三つありますがそれぞれの事業をより進化させていきます。広告事業においては、広告主の広告、宣伝だけでなく、マーケティング活動全般を幅広くサポートしていきたいと思いますし、ショッピング事業では、スタイルストアのみのショッピングだけでなく、専門家がおすすめする商品は全部買えるようにしたい。専門家マッチング事業においても、現在展開している住宅とマネーなどの分野以外にもあらゆる分野で専門家に相談でき、出会える場所を実現させていきたい。
第二創業期の今、新しいことにどんどんチャレンジしていき、これからもっと多くの人々の生活にAll Aboutが浸透し、お役に立てるようになることを目指しています。
これは、私の座右の銘、つまり常に心がけていることです。信じて疑わないこと―「善いことをしている」と信じて行動できれば、人は大きな力を発揮すると思っています。
人の力がそれだけで出るとは思っていません。でも、それは必要条件だと思っています。何かをやるときには、「善い」と思えることをやる。そうすれば何か壁にぶつかったときも、原点に戻れば「善いことをしているんだ」と確認できますから、信じて進んでいくことができるのです。
一時的に損すること、負担がかかることもあるかと思います。しかし、長い目で善いことに取り組んでいけば、結局は、それが人のためにも、自分のためにもなるのだと思います。
オールアバウトという会社は動物園のような会社です。いろんなキャラクターの人間がいっぱいいます。「個人個人、自分らしい生き方をしましょう!」ということを提案していくメディアを作っていくわけですから、いろんな人間が携わらなくてはならないと思っています。
そして、このいろんなタイプの従業員は、自分の持ち味を発揮しながら、多様化していく読者や、専門家とちゃんと対応しています。重要なのは、このようにいろんな人がいるけれど、オールアバウトの仲間は会社が達成しようとするビジョンに共感し、それに向かって何かをやろうとする姿勢をしっかりもっているということです。
オールアバウトで働く人は、「自家発電つきの人材」であって欲しいと考えています。自ら主体的に考えて、そして一歩踏みだし、きちんとそれに向かって行動していくような、そういった人であってもらいたいし、今はそうでなくてもオールアバウトで働くことで、そうなってもらいたいと思っています。「主体的に動き、様々なものを見て、経験する」そういった姿勢や行動を通して、自分の個性や特性を見つけ、自分の可能性を広げていって欲しいと思います。せっかくベンチャーで働くのですから!
就職活動においては、あまり難しいことは考えないで、どこでやるかというよりは「何をやるか」「どうやるか」というのをまずは考えて欲しいと思います。
自分がどういうことに対して力が発揮できるかを考えて、自分が力を発揮できる場所はどこになるのかを考える。例えば、大きい会社で働くかベンチャーで働くかといった身の置き方によって、自分の力の発揮の仕方も違ってきますから。会社の風土的なマッチングも重要だと思います。
最後に一言いうならば、世の中はどんどん変わっていきます。それは善い方向であったり、そうでない方向であったりと様々です。よく今の時期を「日本社会の大きな変革期」と言いますが、それは一方でチャンスがいっぱい広がっているということです。そのチャンスは、皆に平等にある。だから私のお勧めとしては、こんな時代だからこそ、できれば小さい会社、勢いのある会社、成長する企業に身をおいて、いろんなチャレンジをした方が、先々の広がりや、自分の成長に対しても良い気がします。皆さんに会えるのを楽しみにしています。