メディアに携わるエンジニアの​やりがい 対談vol.1

変化の激しいインターネット業界において、16年以上、日本最大級の情報サイトを運営するオールアバウト。
長く続くサービスの裏では、30名以上のエンジニアたちが日々働いています。
今回はその中の4人に入社のきっかけや現在の業務、そしてこれからエンジニアに求められるものについて、ざっくばらんに語ってもらいました。

対談者プロフィール

  • ジモンprof
    システム部ジェネラル・マネージャー
    ジモン
    2009年入社。バックオフィス周りの業務をはじめ、広告配信やWebサービス開発に幅広く関わり2012年に退職。翌年舞い戻り、現職のシステム部ゼネラル・マネージャーとして、エンジニア全体をマネジメントしている。
    甘いものが大好き。髪量が多く、よくブロッコリーみたいとイジられる。
  • うららprof
    システム部 開発2グループ
    うらら
    2011年入社。入社後はWebエンジニアとしてQAサイトの開発に関わり、現在は外国人向け日本情報サイト「All About Japan」をはじめとしたオールアバウトの新規サービス全般の開発や、チームのマネジメントを行っている。
    穏やかな性格でとても優しい。一方で、山をこよなく愛するため、山をナメた発言をする人がいると激怒する。
  • やまとprof
    システム部 開発1グループ
    やまと
    2012年新卒で入社。2年ほどインフラエンジニアとして、サーバーやネットワークの構築などの業務に従事し、サービスを支える。加えて、DevOpsと呼ばれる開発環境の効率化・最適化に精力的に取り組む。2015年からは開発エンジニアとしてWeb開発に携わっている。
    すぐに服を脱ぐ癖があったが、居酒屋で店員にガチで怒られて以来自粛している。
  • だーみきprof
    システム部 開発2グループ
    だーみき
    2012年新卒で入社。2年ほどWebエンジニアとして、広告配信や新規Webサービスの開発などを行う。
    2015年からはオールアバウト初のスマートフォン向けのネイティブアプリ「CafeSnap」の開発に立ち上げから携わっている。
    筋トレが好きで、体脂肪率が「3%」と限りなく低いため、脳みそまで筋肉なのでは?と心配されている。

なぜオールアバウトに入社したのか

だーみき:
皆さん入社した理由覚えてますか?

ジモン:
転職活動で何社か選考進んでいたんだけど、オールアバウトが一番色んな人がいたというのが大きかったですね。
エンジニアとしても、会社としても面白いかなと。

だーみき:
他の会社とくらべても色んな人がいたんですか?

ジモン:
他の会社は割りと普通の人が多かったが、オールアバウトは5人面接して3人が変な人だったんだよね(笑)

やまと:
僕も一緒でしたね(笑)
変な人いっぱいいるから面白そうだなって。

▲変な人がいっぱいだった、と語るやまと

うらら:
私も似た様な感じで、人に惹かれた部分はありますね。
面接していて、雰囲気が自分に合いそうだなって感じた部分が多かったです。
あと、面接官の一人が面接中ずっと喋ってて、大丈夫かなと思ったけど(笑)

やまと:
僕の時もそうでした(笑)

うらら:
でも、サービスや技術について「これ凄いでしょ!」とか言いながら、
とても楽しそうに話していて、自分の作っているサービスとか技術が好きなんだなって感じて、
そういう人と一緒に働きたいなと思いましたね。
自社サービスを持っている会社なので、一緒に作っていくというイメージが湧きました。

だーみき:
僕は2つあるんですけど、1つ目はエンジニアの新卒採用1年目だったということですね。
それまでは中途採用しかしてなくて、前例がないから面白いことができそうだなと。
2つ目は、面接で会った人とオフィスの雰囲気ですかね。
ほんわかした雰囲気があって、和気あいあいと仕事をしている感じがしました。
面接で会った人たちもいい人そうでしたし、
オールアバウトは他の会社と比べて、すごくアットホームな感じがしました。

やまと:
もう一つあるのは、第二創業期ってことですかね。
PVとかも伸び悩んでいた時期で、会社として新しいものを模索していた時期だったので、
新しいことにチャレンジできそうなタイミングだなと。
伸びてる会社・事業に乗っかるよりも、踊り場にあるものを伸ばしていくほうが楽しそうだなと思いましたね。

入社前と後でのギャップ

だーみき:
次は入社してからの印象について話していきたいんですが、僕は入社前後での印象はあまり変わりませんでした。
居心地の良い雰囲気はそのままでしたし、何より新卒の言うことも否定せず、
きちんと聞いてくれるところが、自分にとってはとてもやりやすかったです。

やまと:
僕も同じ印象でしたね。
ベンチャーって言ったら、毎日終電まで働くガツガツなイメージだったけど、
オールアバウトはちょっと落ち着いたベンチャーなのかなという印象でした。

だーみき:
新卒はWeb系のベンチャーをみる中でのオールアバウトですけど、
中途入社の人はどうなんですか?

うらら:
会社決めるときにベンチャーかどうかとかは、そんなに気にしなかったですね。
今2社目で、前の会社もギスギスしたりはしてなかったんですけど、
オールアバウトはすごい平和だな~と思いましたね(笑)
いろんな部署と関わりがあるけど、溶け込みやすかったですね。

ジモン:
うららさんが入ったチームは企画とエンジニア数人がチームを組んで開発していて、
配属になったシステム部の他の人たちとは少し離れていたよね?

うらら:
そうですね、企画の人が近くにいるのでスピード感はあったんですけど、
他のエンジニアのチームとは席が離れてたから、自分の部署が何しているのかあまりわかりませんでした(笑)
企画と一緒にサービスを作っていくことができて楽しかったです。

ジモン:
僕が新卒で入った会社はすごく硬かったんだよね。社内のメールでも「●●様」とか。
オールアバウトはメールとかでもニックネームを使うので、初日に「これがネット企業か!!」って思いましたね。
業務時間中にお菓子を食べるとか最初はショッキングでしたよ。スナック菓子をすごい音立てて食べてる人とかいたし(笑)
でも、自分にはこういう感じがあっているなと。
前の会社は上司が凄い厳しくて、毎日2時間くらい怒られてたからね(笑)

うらら:
好きな時に寝たり、音楽聞きながら仕事をしているのはショックでしたね(笑)

うららspeaking

▲うららはカルチャーの違いに驚きを隠せなかったらしい

やまと:
たしかに最初のうちは、何をどこまでやっていいのかは探り探りでしたね。

だーみき:
入社当初は「ランチいっていいですか?」って上長に確認してましたね(笑)
今は自分の好きなタイミングで行くようになったけど。

ジモン:
社員同士のコミュニケーションは多いほうだよね、話したりとか
飲みに行ったりとか。

思い出に残っている仕事やアクシデント

だーみき:
今までで思い出に残っている仕事ってあります?

やまと:
入社1年目でインフラチームにいた時に、NFSの構築をやったことですね。
何もわからないまま上司にベンダーとの打ち合わせに呼ばれて、打ち合わせ後に「後はよろしく!」とその後の全てのタスクを任されました。
大変だったけど、凄く勉強になったし、1年目で大きな仕事を任せてもらえてとても感謝しています。

その後は開発エンジニアとして、All AboutのUI/UX改善に関わってるんですけど、
技術以外でもビジネスやデザインなどの知識とかが身についてくるのが面白いですね。

だーみき:
僕も入社してからは、広告まわりのチューニングとかの仕事が多かったんですけど、
自分がやった仕事の効果が数字として見えたのが、とても面白かったですね。

今関わっているCafeSnapというスマートフォン向けアプリは、Webとはまた違った面白さがあります。
企画の人と距離が近いチームなので、一緒にユーザーの課題を考えて、なぜ今の機能で解決されていないのかを
掘り下げていって、最終的に優先度の高い機能を実装するという感じなんですけど、
エンジニアも一緒に考える時間が長いので、細かく企画の人から言われなくても、
自分たちで徐々に動けるようになってくるのを感じられるのが、とても楽しいですね。

ジモン:
ぱっと思い浮かぶものはないけど、
一日で作ったツールが、他の部署の人の仕事を効率化できて、喜ばれたのは嬉しかったね。

だーみき:
ミスとかなかったんですか(笑)?

ジモン:
もちろんあるよ。
広告のシステムだと「ミス=会社の収益に直接影響がある」という事だから、
ミスした時は相当焦った。
でもそういうプレッシャーの中で仕事をするのは楽しいね。

ジモンspeaking

▲プレッシャーを楽しんで仕事をする、とジモン

うらら:
私は入社して早々、会員登録まわりの重要なところを任されましたね。
でも、入社半年で上司がいなくなり、かなり困りました…。

だーみき:
何とかなったんですか?

うらら:
1回検索エンジンのSolrがダウンして、同じチームの女性にめっちゃ怒られましたね。。
その時は辛かったです(笑)
あと以前は、既にローンチされているサービスを改修する仕事が多かったんですけど、
初めてAll About Japanというメディアをゼロから立ち上げて、それはやっぱり楽しかったですね。

だーみき:
どの辺が既にあるサービスを改修するのと、新しいサービスを作るのとでは違いましたか?

うらら:
進め方はほぼ変わらなかったですけど、
外国人向けのメディアだったので、その後の多言語化を想定してテーブル設計を行ったり、
結構悩むところが多かったですね。

自社サービスを支えるエンジニアならではの面白味

だーみき:
基本的にオールアバウトは自社サービスが多いですが、
自分の中で面白味とか、ここが良いみたいなのはありますか?

やまと:
これまでの話に割と溶け込んでいた気はするけど、
一つは会社の収益にダイレクトに貢献できるというところ。
もう一つは、社内の企画や編集の人達とチームを組んでプロジェクトを進められるところですね。

だーみき:
お互い融通が利きますよね、この機能は後でもいいですか?みたいな(笑)
エンジニアの要望も聞いてくれやすかったり、新しい技術を取り入れやすいのもありますね。

ジモン:
改善していくフェーズが面白いのかな。
作って終わりじゃなくて、改善があって初めてサービスが成長する。
エンジニアとして、初期開発の段階で改善のしやすさを考えて実装したり、
どう改善したらユーザーが喜ぶだろう?とか、サービスが成長するだろう?
みたいなことが考えられるのが自社サービスならでは、だと思いますね。

だーみき:
サービスを育てていくっていう感覚ですよね。
サービスは、我が子みたいなもんですからね。

だーみきspeaking

▲サービスは我が子のようなものと語るだーみき

全員:
(笑)

ジモン:
逆に思い入れを持ちすぎると、冷静になれないこともあるから、
入り込むことも、客観的に外から見ることも大事なんだよね。

だーみき:
長期的に見た時にはこう言う機能は要らない、みたいなことはありますね。

うらら:
さっきも出てたけど、
リリースして、反応が数字を通してユーザーの反応が伝わってきやすいところはありますね。
それはやっぱりモチベーションに繋がります。

だーみき:
嬉しいですよね、反応があるっていうのは。
サービスの宣伝のために、渋谷でCafeSnapのカード配っていたんですけど、「私使ってます!」っていうユーザーに出会ったことがありましたね。
そのときはチームメンバー全員、すごく興奮しました。

オールアバウトのエンジニアに求めること

だーみき:
最後に自分自身含めて、オールアバウトのエンジニアに求めるエンジニア像みたいなのあります?

やまと:
この間、レガシー環境の中に新人を入れると、モダン化することがあるっていう話をネットで見たんですけど、
今の環境に疑問を持って、それを変えていこうとできるかっていうのは重要かなと。
「自分が変えてやるんだ!」っていうマインドは欲しいですね!
開発環境だけでなく、事業も含め、これからのオールアバウトを作るという気持ちがあると良いですね。

だーみき:
オールアバウトってWeb企業の中では安定しているほうだから、一部「この状態を維持できればいいかな」と思っている人はいると思うんですよね。
だからこそ、現状に満足しないで常に改善しようとするっていうのは大事かなと。

ジモン:
最近思うのは、粘りですかね。
チャレンジしたいとか、新しいことやりたいとか、変えたいっていうのは、結構思うんだけど、
いざやってみるとそれを続けるのが難しかったりするんだよね。
だからこそ、やり続ける「粘り」っていうのが、実は一番求められてるんじゃないのかな。

やまと:
大前提として技術が好きで、楽しそうに話しているかは大事にしますね。

だーみき:
考える習慣があるか。
何でやっているのか、何のためにやっているのかをちゃんと意識しているかは、すごく大事ですね。
それを普段から習慣的にやっていると、1言われて10できる人になっていくんだろうと思います。

うらら:
みんなが楽しく仕事できればいいなといつも思ってますね。
技術が好き、今やってるサービスが好き、とか、自分がやっていることに興味もって働ける人ですね。
自分がやりたいことだけができるわけではないので、楽しみを見出せると楽しく働けると思います。

だーみき:
みなさんありがとうございました!

top