【生活トレンド研究所レポート2014 vol.3】
「お酒と世代間コミュニケーションギャップ」に関する調査を実施
~20代女性の6割近くが「お酒好き」と回答、20代男性よりも1割多い結果に~
~職場でのコミュニケーション量が多いと感じている人ほど「上司や部下と飲みたい」し「自ら誘う」~

2014年02月27日
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株式会社オールアバウト

 

株式会社オールアバウト(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:江幡哲也)が運営する「生活トレンド研究所」は、2014年第3弾のレポートとして「お酒と世代間コミュニケーションギャップ」に関するアンケート調査を実施しました。
もうすぐ新年度が始まり、新卒社員の入社や部員の異動などでの歓送迎会が多くなります。最近は“若者の酒離れ”といわれて久しく、上司が若手社員を飲み会に誘っても「残業代は出るのですか?」と聞かれるなどといったケースもあるそうです。そこで「生活トレンド研究所」では、各世代における“お酒”の嗜好傾向や、双方のコミュニケーションにギャップがあるかどうかを探りました。調査期間は2014年2月17日(月)~2014年2月20日(木)、1都3県在住の20~59歳男女計888名から有効回答を得ました。

■「生活トレンド研究所」のURL: http://allabout.co.jp/trend_lab/

【調査のポイント】

1)若い女性は「お酒」好き!6割近くが「お酒が好き」と回答
「想像通りの結果。最近の若い男性は特にお酒を飲まないという傾向が如実に表れたのだと思います。20代の若い女性については、元々好奇心旺盛で何でもトライしてみようというアグレッシブな傾向などが要因ではないでしょうか」
(「日本酒・焼酎」ガイド 友田晶子氏)

2)50代男性の54%が1週間に1回以上、「一人で飲む」
「50代は、基本的にお酒の消費量が多い世代。それに加え、景気低迷の世の中でも無駄遣いせずに可能な予算内でお酒を楽しむ方法として、ここ数年のトレンドでもある“一人飲み”の頻度が高く出たのだと推察します」
(「日本酒・焼酎」ガイド 友田晶子氏)

3)普段から飲まれているのは「ビール」と「ワイン」
一方で、“ビール=太りやすい”、“日本酒=悪酔い”といった誤解も

「それぞれのお酒に対する認識が間違っています。ビールそのものでは太りません。一緒におつまみとして揚げ物を食べてしまうため、太りやすくなってしまうのです」
(「日本酒・焼酎」ガイド 友田晶子氏)

4)ここ3年で、20代は飲み会が「増え」、50代は「減った」
「最近ではコンビニやスーパーで買えるお酒も充実してきたので、飲み会に行かなくても家飲みで楽しめるようになりました。遅い時間に仕事を終えて、コンビニで好きなお酒を買って帰って、飲んで、寝る。といった生活パターンの人が多いのでは」
(「日本酒・焼酎」ガイド 友田晶子氏)

5)2割以上が職場のコミュニケーション量が「少ない」と回答
コミュニケーション量が多い人ほど「上司/部下と飲みたい」、「自分から誘う」傾向が高い

「『伝える』と『伝わる』の間には大きなギャップがあり、そこをうめるコミュニケーション不足は気づきにくいものです。2割以上の人が『少ない』と感じているという現状は、非常に多いと感じます。」
(「話し方・伝え方」ガイド 藤田尚弓氏)

6)20代の仕事の悩みは「給与」と「上司との人間関係」
上司との関係で悩む人は、職場のコミュニケーション量も少ない!?

「若手社会人の相談に乗ると、職場でうまくいっていない人のほとんどは上司との人間関係で悩んでいることが多いです。その際によく“その上司と飲みに行っている?”と聞くと、ほとんどの場合はNOという答えが返ってきます。逆に飲み会が多いという職場では、人間関係の悩みはあまり聞きません」
(「大学生の就職活動」ガイド 小寺良二氏)

調査結果につきましてはPDFをご覧ください。

■調査概要
・調査期間:2014年2月17日(月)~2014年2月20日(木)
・調査対象:1都3県在住の20~59歳男女(ジャストシステム「ファストアスク」リサーチ会員)
・割付 :
 20代男性108名、女性108名/30代男性112名、女性112名
 40代男性112名、女性112名/50代男性112名、女性112名
 計 888名
・調査方法:インターネットリサーチ

「生活トレンド研究所」について http://allabout.co.jp/trend_lab/
「生活者のトレンドと未来をひも解くマーケティング・チャネル」であることをミッションに掲げ、総合情報サイト「All About」で活躍する住宅、マネー、健康、グルメ、一般消費財等、様々な領域における専門家(=ガイド)が研究員となって、企業と生活者がより良い関係性を構築するための調査、市場分析を行なっていきます。その分野における高い専門性はもちろんのこと、生活者・実務家としての考えや想いも兼ね備えた「All Aboutガイド」ならではの分析・考察を重ねることで、表面的な定量データでは捉えられない新たな潮流や課題を浮き彫りにしていきます。

本件に関する報道機関からのお問い合わせ先:
株式会社オールアバウト 広報担当:柏原・大竹
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