インターネットがクルマ購入の情報ツールとして定着〜半数近くがネットを活用。男性は「プロの評価情報」女性は「クチコミ」重視〜『クルマの購買にインターネットが及ぼす影響に関する調査』

2003年10月30日
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報道関係各位

専門ガイドによる総合情報サイト『All About Japan (オールアバウトジャパン)』(略称: All About)を運営している株式会社リクルート・アバウトドットコム・ジャパン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO :江幡哲也)は、クルマの購買行動においてインターネットがどのような影響を及ぼしているのかについて調査を行いました。
昨今、自動車業界の方から「カタログ請求数の低減」「フェアへの集客の低減」といった課題をよくお聞きします。その原因は社会全体の景気低迷、クルマ市場の成熟化にあるというのが一般的な見方ですが、一方でインターネットの普及がユーザーの購買行動を大きく変化させ、従来型のマーケティング施策との間にミスマッチを起こしているという声もあります。
今回の調査では、最近1年間にし新車を購入した人に、クルマの購入検討過程でどのような情報源を活用したか、どんな情報が参考になったかを明らかにしております。

【調査方法】 インターネット調査法
【対象者】 株式会社インフォプラントの持つ13万5,000人の調査モニターのうち、最近1年間のうちに新車を購入したことのある全国の男女300人
【調査期間】 2003年8月2日〜2003年8月3日
【実施機関】 株式会社インフォプラント(財団法人日本マーケティングリサーチ協会 会員No.20117)
1. 全体の約半数がクルマ購入のための情報収集にインターネットを利用
●女性でも4割、40代以上でも4割以上がインターネットを利用して情報収集
2. 雑誌を大きく上回り、インターネットはカタログと並ぶ重要な情報源に
●男性はインターネット、女性はディーラーの営業マンを頼りに
3. 8割以上がメーカーの公式サイトを訪問。それ以外にも多様なサイトを利用
●男性では4割以上が自ら検索エンジンを使って情報収集
4. インターネット利用者は、販売店に行く前に既に車種選定を終えている傾向
●ネットで情報収集する人の約4割は車種を決めたキッカケはネットと回答
5. ネットとカタログで事前に情報収集し、ショールームで営業マンの話を聞いて決める
●検討の購入時期によってメディアを使い分け
6. 今後参考にしたいのは「公式情報」に加え「第三者の評価情報」
●男性は「プロの評価情報」、女性は「クチコミ」を重視
7. インターネットでも今後はメーカーサイトに加えさらに多様なサイトを活用
●検索エンジンを活用し、オーナー個人サイトや掲示板を活用

8. 非オフィシャル情報収集派」と「メーカー情報受身派」の2つのタイプが存在

▼詳細データはPDFファイル参照
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