オールアバウト、2006年版「知的資産経営報告書」を公表-情報編集力から専門家ネットワーク力まで、経営の原動力となる知的資産の状況を公表-

2006年06月26日
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報道関係各位

株式会社オールアバウト

株式会社オールアバウト(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:江幡哲也、ジャスダック証券取引所:証券コード2454)は、前年に続き、財務諸表だけでは見えない経営の原動力である知的資産の状況を公開する「知的資産経営報告書」の2006年版を、本日6月26日に公表いたします。※

オールアバウトは、昨年の上場を機に、サービス開始時より実践している「知的資産経営」の状況を経済産業省が発表した知的資産経営の中間報告書に沿い、日本で初めて知的資産経営報告書として公表し、財務業績に至るまでの価値創造の流れを開示いたしました。2006年版では、2005年に発行した各指標との対比を含め、当社が価値創造の源泉として捉えている5つの知的資産の状況について、大きさを表す指標とともに開示しております。

当社の知的資産と資産の大きさを表す指標

・「情報編集力」…累計記事本数、タイアップ広告の累計制作本数
・「専門家ネットワーク力」…ガイド人数とガイド増減数、専門家ネットワーク力のスコア
・「収益マネジメント力」…ガイドあたり売上高、収益マネジメント力のスコア
・「人材・組織力」…従業員の主体性のスコア、従業員の組織化のスコア
・「信頼と共感のブランド」…ブランド力のスコア

※スコアは、昨年同様、知的資産を客観化するための測定・評価手法「IC Rating」を用いて測定しております。

専門家という「人」をコアに事業展開を行うオールアバウトでは、情報編集力、人材・組織力などの、蓄積されたノウハウやネットワーク、財務諸表に表れない無形資産を活かして知的資産経営に取り組んでおり、経営を推進する上では、見えざる資産である知的資産が重要なウエイトを占めております。そこで、オールアバウトでは、事業内容への更なる理解、中長期的な視点で当社の経営実態を適確に捉えていただくことを目的に、財務報告に加えて「知的資産経営報告書」を公表しております。昨年本報告書を公開した際には、投資家・株主の皆様からも、「企業にとって大切な“見えざる資産”の状況がよく解る」「競争力の源泉が確認できる」といった前向きな評価をいただいており、本報告書は各ステークホルダーとの経営状態の共有・理解促進にも、大きな役割を果たしています。

尚、公表にあたっては、自社の持つ知的資産をどう構造化し、それらをどのように組み合わせてキャッシュ・フローを創出しているかを明文化し、2005年の課題、それに対する取組み、来年度以降に向けた課題など、当社の知的資産経営のプロセスも合わせて公開しております。

オールアバウトでは今後も、知的資産経営を推し進めることで、中長期的な成長の礎を築くのと同時に、内外の関係者に対しても、適切な経営内容の開示を行ってまいります。

◆2006年版知的資産経営報告書は、オールアバウトの企業サイト内でも公開しております。
※本報告書は、本日発行の経営報告書内に掲載しております。