かかりつけ医に薬の相談をする人は76.6%。相談内容は服用方法や薬の飲み合わせが多く、ジェネリック医薬品の処方は10.8%。PDFファイルで表示  

2007年12月06日
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報道関係各位

株式会社オールアバウト
NTTレゾナント株式会社

【オールアバウト・gooリサーチ共同】薬と病院1000人調査
総合情報サイト「All About」を運営する株式会社オールアバウト(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:江幡 哲也、ジャスダック証券取引所、証券コード:2454、以下「オールアバウト」)と、国内最大級のインターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」を提供するNTTレゾナント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:和才 博美)は「gooリサーチ」の登録モニターを対象に「薬と病院についてのアンケート」を実施しました。

■総括 〜All About編集長 森川さゆりのコメント
今回の調査で、かかりつけの病院や医師(以下「かかりつけ医」)のいる人は、保険薬局(医師の処方箋に基づいて調剤する薬局)などその後の情報行動において意識が高く、例えば病院では76.6%が、保険薬局では58.1%が処方される薬について相談していることがわかりました。処方された薬について自分でインターネット(パソコン)で調べる人も多く(62.4%)、お薬手帳の利用も比較的高くなっています。

また、かかりつけ医のいない人が保険薬局で相談しない理由として、「特に疑問や不安を感じない」「何を質問していいかわからない」が高くなっており、自分の健康に対してあまり積極的ではないことが伺えます。

しかし、かかりつけ医がいる人もジェネリック医薬品や漢方薬の処方の相談をする人は少数派であることや、「現在かかりつけ医はいないが今後、欲しい」と考える人が多い(48.6%)ことからも、健康や薬についての啓蒙活動は今後ますます重要になってくると思われます。

■調査結果のポイント
1)かかりつけ医に処方される薬の相談をする人は、76.6%と高い結果になった。相談内容は服用方法などが多く、ジェネリック医薬品や漢方薬の処方は少ない。
処方される薬について相談する人(「よく相談する」+「たまに相談する」)は76.6%と高く、相談内容としては服用方法(47.8%)や薬の飲み合わせ(47.2%)が高い。一方でジェネリック医薬品(10.8%)や、漢方薬(7.0%)の処方を自ら相談することは、まだ少ないことが伺える。

2)かかりつけ医がいる人は、保険薬局で相談している場合が多い(58.1%)。一方で相談しない理由として、かかりつけ医がない人は「何を質問していいかわからない」が多い。
保険薬局においても、かかりつけ医がいる人は相談している人が多い(58.1%)。一方で相談や説明を求めない理由としては、かかりつけ医の有無にかかわらず、「特に疑問や不安を感じない」という答えが多かった。また、かかりつけ医のいる人は病院で既に説明を受けている(35.4%)が続くのに対して、かかりつけ医のいない人は「何を質問していいかわからない」が高くなっている(32.8%)。

3)かかりつけ医のいる人は、62.4%がインターネットで処方された薬を調べ健康への意識も高い。
かかりつけ医がいる人のほうが日ごろから健康に気を遣った生活をしており(39.7%)、処方された薬についてインターネット(パソコン)で調べ(62.4%)、「お薬手帳」の利用も高く(25.1%)、健康への意識が高いことがわかった。

■調査概要
1. 調査対象: 「gooリサーチ」登録モニター
2. 調査方法: 公開型インターネットアンケート
3. 調査期間: 平成19年11月 9日〜平成19年11月 13日
4. 有効回答者数:  1,111名
5. 属性:【性別】男性 50.1%、女性49.9%
【年代】20代24.9%、30代24.9%、40代25.1%、50代25.1%

調査結果につきましては、PDFをご覧ください。


本件に関するお問い合わせ
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