【生活トレンド研究所レポート】
All Aboutの「家事」、「家電」、「リフォーム」ガイド総勢6名が徹底分析「梅雨の家事」に関する調査を実施
〜住まいの“カビ盲点”は「冷蔵庫内」、「寝室」、「子ども部屋」〜
〜「部屋干し」は大気汚染や主婦の多忙化、節電面から今後も続く傾向に〜
株式会社オールアバウト
株式会社オールアバウト(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:江幡哲也)が運営するマーケティング・チャネル「生活トレンド研究所」は、第六弾のレポートとして、総勢6名のガイドを研究員に迎え、株式会社エム・データが作成した「梅雨の家事に関するTVでの話題」資料などをもとに「梅雨の家事」に関するアンケート調査を実施しました。調査協力は、株式会社マクロミル。調査期間は2013年4月9日(火)〜2013年4月11日(木)、25〜49歳の既婚女性1,000名から有効回答を得ました。
■調査結果のポイント
1)「家事・掃除・子育て」ガイド/藤原 千秋氏
住まいのカビ盲点!カビの警戒ポイントは「冷蔵庫内」や「寝室」、「子ども部屋」
カビが繁殖しないように気をつけているポイントで、「お風呂場の床や壁(71.9%)」、「キッチンの水周り(53.5%)」が上位を占めていましたが、実は食中毒に直接影響しやすい「冷蔵庫内」や長時間動き回ることもなく過ごす「寝室」や「子ども部屋」が要注意ポイントです。
2)「家事」ガイド/毎田 祥子氏
「大気汚染対策や多忙な主婦の増加」、「節電面」から部屋干しは今後も続く傾向
梅雨の洗濯物干し方法について「部屋干し(42.8%)」が「乾燥機」等の方法を大きく引き離したが、これは今後も続く傾向であると推察します。
3)「収納」ガイド/すはら ひろこ氏
本来くつろぎたい場であるリビングが“家事スペース”と化している!?
部屋干し派のリビングは、ほぼ毎日のように洗濯物が吊るされていることが明らかになりました。(梅雨時に部屋干しする際に干す場所は「リビング(54.0%)」が1位。)
4)「リフォーム」ガイド/Yuu氏
注目すべきは「洗面所」。家事効率がぐんと上がります!
「洗濯やアイロンがけが手早くできるようになる専用スペース(=ユーティリティ)」の有無をきいたところ、41.9%が「今はないが、いずれは欲しいと思っている」と回答。洗面所を家事室として見直すことで毎日の暮らしが快適になります。
5)「家電」ガイド/戸井田 園子氏
エアコンのない居室空間こそ除湿機が非常に有効!
カビやニオイを気にしている場所として、「風呂場」、「キッチン」、「洗面所」など水周りだけでなく、「押入れ」、「玄関」などを挙げている人も多数いましたが、こうしたエアコンなど空調設備のない空間こそ、除湿機は非常に有効です。
6)「節約」ガイド/矢野 きくの氏
「ニオイ」は元から退治する!臭ってから換気では、後手後手です
ニオイの対処法として一番多かったのが「窓を開けるなどして換気をする(61.8%)」でした。それはその場しのぎの対処で、ニオイの元にとなっているものを解決しようとしているものではありません。
■“梅雨どきの家事”で昨年最も多くテレビに取り上げられたのは「洗濯」。次に「カビ」
株式会社エム・データ(※)が2011年5月1日〜2011年6月30日、2012年5月1日〜6月30日に「梅雨の家事」に関する話題から主な出現キーワードを調査した結果(※)、「洗濯」が14番組、「カビ」が13番組と多数の番組で出現していることがわかりました。
この結果を受け、今回「生活トレンド研究所」ではAll Aboutで活躍している各ガイドに協力いただき、“洗濯(特に干し方)”や“カビ”、その他“ニオイ”に関する調査を実施いたしました。※株式会社エム・データ…テレビ放送を独自にテキストデータベース化(TVメタデータ化)して、調査・分析・配信を行っている、2006年に設立された「データプロバイダ/リサーチカンパニー」。http://mdata.tv/
■調査概要
・調査期間:2013年4月9日(火)〜2013年4月11日(木)
・調査対象:25歳以上50歳未満の既婚女性(マクロミル会員)
・有効回答数:1,000件
・属性:25〜29才有職/専業主婦 各100ss、30〜34才有職/専業主婦 各100ss、
35〜39才有職/専業主婦 各100ss、40〜44才有職/専業主婦 各100ss、
45〜49才有職/専業主婦 各100ss
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査機関:マクロミル
調査結果につきましてはPDFをご覧ください。
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「生活トレンド研究所」について
「生活者のトレンドと未来をひも解くマーケティング・チャネル」であることをミッションに掲げ、総合情報サイト「All About」で活躍する住宅、マネー、健康、グルメ、一般消費財等、様々な領域における専門家(=ガイド)が研究員となって、企業と生活者がより良い関係性を構築するための調査、市場分析を行なっていきます。その分野における高い専門性はもちろんのこと、生活者・実務家としての考えや想いも兼ね備えた「All Aboutガイド」ならではの分析・考察を重ねることで、表面的な定量データでは捉えられない新たな潮流や課題を浮き彫りにしていきます。
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株式会社オールアバウト 広報担当:柏原・大竹
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