<唇の状態と見た目の印象に関する調査>
女性の唇荒れは“老け見え”の原因になりやすい
男女共に「4歳~6歳老けて見える」可能性
~5人に2人が唇荒れが起きやすい生活をしていることが明らかに~
株式会社オールアバウト
株式会社ピエール ファーブル ジャポン
総合情報サイト「All About」を運営する株式会社オールアバウト(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:江幡 哲也)と、フランス製化粧品「アベンヌ」を輸入販売する株式会社ピエール ファーブル ジャポン(本社:東京都港区、代表取締役社長:牧野 美則)は、20代〜40代の男女890人に対し、唇の荒れ以外の条件を同一にした2種類の男女の写真を見てもらい、「唇の状態と見た目の印象」について調査しました。その結果、唇が荒れているだけで男女共に「疲れている」「不健康そう」「老けて見える」という印象を持たれていることがわかりました。老けて見られる割合は女性の方が高く、男性と比較し約2倍。男女共に平均して4歳〜6歳程度老けて見られる事が明らかになりました。
また、皮膚科医で、All About「スキンケア」ガイド 吉田貴子氏の監修を受け、外部環境や普段の生活習慣、唇を触る癖など、あらゆる唇への負荷を測る「唇ダメージチェックテスト」を作成。回答を分析したところ、日常的に唇にかける負荷が大きく、唇が荒れやすい生活をしている人は全体の約4割で、自分の唇の状態について「荒れていないと思う」と回答した人でも、4人に1人が該当する結果になりました。
※本調査に用いた、All About「スキンケア」ガイド 吉田貴子氏監修の唇ダメージチェックテストを掲載しています。
■女性の唇荒れは“老け見え”の原因になりやすい。
唇が荒れている女性は、「疲れているように見える」「不健康そう」「老けて見える」。
■唇が荒れている男性の印象は、「不健康」「疲れて見える」「老けて見える」だけじゃない。
女性に比べ「怒って見える」「幸が薄そう」「意地が悪そう」など、
内面に関してネガティブな印象を持たれやすい傾向に。
■女性は老けて見られる割合が男性の約2倍。
「老けている」と回答した人のうち、約半数が「4歳~6歳程度」老け見えすると回答。
■約6割が自分の唇は荒れていないと回答。
しかしながら、そのうち4人に1人は唇が荒れやすい状態であることが明らかに。
■唇が荒れやすい生活をしている人は全体の約4割。
「自分の唇は荒れていない」と回答したうち4人に1人が該当。
女性の方が、男性よりも唇に負担のかかる生活をしている傾向に。
唇が荒れている女性は、「疲れているように見える」「不健康そう」「老けて見える」。
20代~40代の男女890名に、唇の状態以外の条件を同一にした女性の写真2種(以下(A)(B))を見てもらい、唇が荒れていない女性の写真(A)と比較し、唇が荒れている女性の写真(B)から受ける印象を調査しました。その結果、回答者の約半数が写真(B)を見て「疲れているように見える(45.8%)」と回答。また約3割が「不健康そうに見える(34.0%)」「老けて見える(33.0%)」と回答しました(グラフ1)。
女性に比べ「怒っているように見える」「幸が薄そう」「意地が悪そう」など、
内面に関してネガティブな印象を持たれやすい傾向に。
次に、唇の状態を除く条件を同一にした男性の写真2種(以下(C)(D))を用いて同様の調査を行ったところ、唇が荒れていない男性の写真(C)に比べ、荒れている状態の男性(D)の印象は、「不健康そうである」と約4割が回答、約3割が「疲れているように見える」と答えました。その次に多かったのは、女性に対する印象と同様に「老けて見える(15.3%)」でしたが、「怒っているように見える(14.5%)」「幸が薄そう(12.7%)」「意地が悪そう(9.7%)」と回答した人も同様の割合で多く、見た目の疲労度、老化度に加え、男性の場合は内面に関してネガティブな印象を持たれやすい傾向にあることが分かりました(グラフ2)。
「老けている」と回答した人のうち、約半数が「4歳~6歳程度」老けて見えると回答。
先の2つの設問において、唇が荒れている女性の写真(B)を見て「老けて見える」と回答した人は約3割であったのに対し、男性の写真(D)を見て同様に回答した人は2割以下に留まり、女性が老けて見られる割合は男性の約2倍となりました(グラフ3)。
さらに、唇が荒れている写真(B)(D)を見て「老けて見える」と回答した人に対し、どれくらい老けて見えるのかを聞いてみたところ、男女共に「4歳~6歳程度老けて見える」と回答した人が最も多く、約半数を占めました。また女性の写真(B)に対し「7歳以上老けて見える」と回答した人が約3割なのに対し、男性の写真(D)に対して同様に答えた人は約2割に留まり、約10ポイントの差が見られました。
この結果から、女性の方が男性よりも、唇荒れによる見た目年齢への影響が大きいことが分かります(グラフ4、5)。
「自分の唇は荒れていない」と回答したうち4人に1人が該当。
女性の方が、男性よりも唇に負担のかかる生活をしがちな傾向も明らかに。
皮膚科医のAll About「スキンケア」ガイド 吉田貴子氏の監修を受け、エアコンなどの外部環境や、刺激物の摂取、一日の水分量など普段の生活習慣、また唇を触る癖など、あらゆる側面から唇への負荷を測る「唇ダメージチェックテスト」を作成し対象者に実施しました。その結果、全体の約4割が唇にかける負荷が日常的に多く、唇が荒れやすい「中ダメージ状態」(10点以上)以上に該当し、そのうち2割はさらに唇の荒れが生じやすい「高ダメージ状態」(15点以上)であることが明らかになりました。
「高ダメージ状態」に当てはまる人の男女比率をみると、男性38.6%に対し、女性61.4%と3:2の割合で女性の方が多く、女性の方が唇に負荷がかかる生活をしている可能性が考えられます。(グラフ6)
また、このテストで合計点が10点以上であった「中ダメージ」「高ダメージ」に該当するグループ(N=375)と、合計点が9点以下と唇への負荷が多くない「低ダメージ」(N=515)に該当するグループの行動を比較すると、「中ダメージ」「高ダメージ」に該当するグループでは「唇を噛む」「唇に触る、いじる」「唇を舐める」「唇の皮を剥く」と回答した割合が、「低ダメージ」に該当するグループよりも2割程度高い結果となりました。(グラフ7)
しかしながら、そのうち4人に1人は唇が荒れやすい状態であることが明らかに。
現在の自身の唇について聞いてみると、「荒れていない」と回答した人は約6割(「荒れていない」「どちらかと言うと荒れていない」の合算)となりました。(グラフ8)しかし、この約6割の人の唇ダメージチェックリストの結果を見てみると、25.1%と、約4人に1人が10点以上の「唇が荒れやすい状態になっている人」であることがわかりました。(グラフ9)
■All Aboutガイドによる解説
All About「スキンケア」ガイド:吉田 貴子 皮膚科・美容皮膚科医。渋谷スキンクリニック院長。一般皮膚科と美容皮膚科の両方を開設し、男女問わずあらゆる肌の悩みに向き合う。なかでもニキビ治療を得意とし、しつこいニキビや深刻なニキビ痕をケア。保険診療の他、自費治療での美容皮膚科診療、メディカルエステを組み合わせ、ニキビケアに取り組んでいる。 |
人に会った時に一番先に目のいくところは、やはり顔です。その中でも、特に、話している時には口元と目に視線がいくことが多いのではないでしょうか。その際、唇が光沢を失い、色調も悪い「荒れた状態」になっていると、不健康そうな印象を与えてしまいます。それによって荒れていない唇より年齢が上に見えてしまうことも多いのです。
唇の赤い部分は、皮膚と粘膜の移行部(境目)です。皮膚には角質層というバリア機能を持った組織があり、それがないのが粘膜です。角質層は外部からの刺激から守るだけでなく、水分を皮膚の内側に閉じ込めたり、うるおい成分を作り出すなどの働きをしてくれます。しかし、移行部は常に外気にさらされている粘膜のようなもので、角質層が非常に薄く、うるおいを保つ機能が不十分になりやすい箇所。バリア機能が弱いので、皮膚以上に乾燥や紫外線などの刺激を受けやすく、荒れやすい組織です。
ただ、移行部にも皮膚を守る皮脂が分泌される皮脂腺があります。しかしこれには個人差があり、ある人と無い人が半数ずつ、皮脂腺をもつ人の多くは男性だと言われています。そのため、体質的にも女性の方が口唇が荒れやすいと考えられます。日頃診療をしていても、口唇が荒れているのは女性が多い印象ですね。
体質に加え、女性は、こまめに口紅やグロスを塗る習慣があり、メイクにおいて唇の存在を重要視していますよね。上記に挙げたような日常的な刺激のほかにも、メイクによって過剰な刺激を与えてしまっている場合も多々あるため、その点からも、男性より女性の方が荒れることが多いのではと思います。また、合っていない口紅やグロス、リップクリームによるかぶれで荒れていることもあるので、使用する際には注意が必要です。
唇荒れは、乾燥によるバリア機能の低下から起こってしまうことが多いです。また、唇荒れを繰り返していると、メラニンが沈着しシミが出来たり、縦ジワが目立つようになってさらに老け見えが加速することも。唇を荒れから守るためには、日常的なリップケアが大切です。自分にあったものを見つけてくださいね。
■調査概要
・調査日程 :2017年10月13日(金)~10月15日(日)
・調査地域 :首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)に居住
・対象者 :20~49歳の男女
・有効回答者数:890名
・調査方法 :インターネットリサーチ
■唇ダメージチェックテスト (All About「スキンケア」ガイド 吉田貴子氏監修)
■オールアバウトについて URL:https://corp.allabout.co.jp/
大日本印刷株式会社と日本テレビ放送網株式会社を大株主とする株式会社オールアバウトが運営しており、約1,300のテーマごとに、専門の知識や経験を持った人=「ガイド」が、その分野に関する情報を提供する総合情報サイトです。2001年2月15日のサイトオープン以来、順調にユーザー数を伸ばし、月間総利用者数は3,030万人(2017年1月実績、スマートフォン、モバイル含む)となっています。独自記事の展開を中心にシステムだけでは到達しない満足度へ“人”が編集・ナビゲートするサービスです。
■アベンヌについて URL:http://www.avene.co.jp/
「素肌のチカラ、呼びおこせ。深層ミネラル温泉水スキンケア」
アベンヌ スキンケアシリーズは、アベンヌ“深層ミネラル温泉水”の「ミネラル」と「バイオ」のチカラ、
さらに南仏ピエール ファーブル社による皮膚科学に基づく長年の研究と実績から生まれたスキンケアシリーズ。全品に、肌のターンオーバーを整えるミネラルバランスを持つアベンヌ温泉水を配合しており、使い続けることによって肌の土台をしっかりと整え、美しい肌に導きます。敏感な肌はもちろんのこと、すべての肌タイプの方に心地よくお使いいただけます。
■素肌カレンダーについて URL:http://suhada.avene.co.jp/
素肌力を高める肌ケア情報、パリからの最新ビューティー情報、旬の食材を使用したレシピなど、女性の肌が芯から美しくなるための情報を日々発信しているビューティマガジンです。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先:
株式会社オールアバウト 広報担当:柏原、大貫
TEL:03-6362-1309 FAX:03-6682-4229
E-mail: pr@staff.allabout.co.jp