家電を知り尽す専門家達が、今年の逸品を選出
「All About 家電アワード2018」全27部門の受賞商品が決定
~ 今年のキーワードは家電の未来を見据える「コネクト家電」と 家庭内働き方改革の担い役「時産家電」~

2018年12月05日
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株式会社オールアバウト

 

総合情報サイト「All About」を運営する株式会社オールアバウト(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:江幡 哲也)は、「All About 家電アワード 2018」を実施、最新の家電事情に精通した7名のAll Aboutガイドが、今年最も感動や驚きを感じた家電を、キッチン、掃除・洗濯など6カテゴリー・全27部門から、計90点選出しました。なお今年から、家電同士、家電とサービスが繋がるIoT家電の中から選出される「コネクト家電賞」を新設し、6点を選出しました。

当アワードは、信頼性の高い専門家のお墨付きとともに、それぞれのライフスタイルに沿った最新の家電情報を提供することで、生活者に満足感を与える購買体験をサポートすることを目指します。

All About 家電アワード 2018のURL:https://allabout.co.jp/feature/sp_kadenaward2018/

■受賞商品一例

キッチン家電カテゴリー 空調関連家電カテゴリー

炊飯器部門
象印マホービン
圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」NW-KA10

扇風機・サーキュレーター部門
ドウシシャ
カモメファン FKLT-232D/TLKF-1232D
底面3つのコイルを素早くローテーションさせる新しい加熱方式を開発。熱源が動くことで「炎のゆらぎ」も実現し、さらにご飯が美味くなった。改めて技術の高さを実感。(戸井田) ナカシマプロペラの技術を採用した羽が優しい風を生み出す扇風機。同モデルは直線的なスタンドではなく、独自にフレキシブルアームを採用しているのが新しいポイント。(コヤマ)
設備家電カテゴリー 掃除機カテゴリー
LEDシーリングライト部門
popIn
popIn Aladdin
ロボット掃除機部門
アイロボット
ルンバ e5
プロジェクタとスピーカーと照明が一体になった商品。場所をとらず、天井から降り注ぐような音響が楽しい。すっきりしたインテリアと、音響・照明環境の充実を両立させた製品。(伊森) 約5万円ながらルンバ800シリーズを上回る吸引力を備え、高機能と購入しやすい価格を両立。稼働時間は90分、ダストボックスは水洗いできるなど使いやすさも備えておりオススメ。(田中)
洗濯機カテゴリー 健康・美容家電カテゴリー
ドラム式洗濯機部門
パナソニック
ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX9900
電動歯ブラシ部門
パナソニック
⾳波振動ハブラシ ドルツ EW-DP52
スタートボタンを押すだけで自動的に液体洗剤と柔軟剤を最適な分量で入れてくれる。すすぎの回数も洗剤に合わせて設定してくれるのが圧倒的に便利。「約40 ℃おしゃれ着」コースを新たに搭載。(安蔵) 実際に正しい歯磨きが毎日行えてない人が多い中、ヨコ方向へ細かくブラシをスライドさせるだけで、微細なリニア音波振動により、歯科医がお勧めする正しい歯磨きが実践できるところを評価。(滝田)
コネクト家電賞 ロングセラー賞

シャープ
プラズマクラスター冷蔵庫
メガフリーザー SJ-GX55/50E

ブラウン
シリーズ9
世界ではすでに家電が様々なサービスともコネクトしているが、日本は完全に出遅れ。スマホのような操作パネルを扉につけるなど、日本のコネクト家電の先駆けとして着実に歩みを進めている姿勢を大きく評価。(戸井田) 音波テクノロジーやハイブリッド5カットシステム、アルコール洗浄などシンプルな筐体に最高峰の機能が詰まっている。洗練されたデザインと人間工学に基づくグリップなど使い勝手のよさも売れ続ける理由。(藤村)

 
受賞商品一覧につきましてはPDFをご覧ください。

■審査員ガイドの2018年家電業界注目トピックス


家電ガイド
戸井田園子氏
●コネクト家電登場の兆し
家電がネットにつながるのは当たり前の世界に比べ、開発が遅れているのが日本の現状。世界はいま、家電同士、家電とサービスがつながる「コネクテッド」が進行中です。一方日本では、「AIoT」を提唱し具体的な製品提案をしていたのは、シャープのみ。1日でも早く多くのメーカーが本気で開発に着手してくれることを期待していた中、今年2月に日立が「コネクテッド家電」に力を入れると発表をしたり、ダイキンがAIスピーカーとの連動を拡大するなど、いよいよ「コネクテッド」に参入する兆しがアチコチで見え始めました。「ニーズがないから開発をしない」のではなく、メーカー主導で家電の未来を消費者に見せるのが、まさに今です!「兆し」を大事に育てて欲しいと思います。
AI(人工知能)+IoTを組み合わせた、シャープが提唱する造語

家電ガイド
滝田勝紀氏
●時短を一歩進めた時産家電がブーム
夫婦共働き世帯が増え、家庭内でも働き改革を実行しないと、家事を満足に全てこなすことはできない状況に。もはや時短という対策では実現不可能になり、その一歩先行く“時産”家電がブームに。具体的には電気鍋や食洗機、ロボット掃除機などの高性能化などがより顕著になり、もはや洗濯機やエアコンなどと同様、導入しない理由がないほどいい製品が豊富に揃い始めています。人がやる必要がないものを、家電に任せてしまうという“家事をアウトソーシング”する流れは、2018年を皮切りに、より加速していくことは間違いありません。

パソコン
周辺機器ガイド
安蔵靖志氏
●米アマゾンと中国ハイアールの提携発表
米アマゾンと世界の家電市場でトップクラスのシェアを持つ中国ハイアールがコネクテッド家電(ネット家電)の開発に向けて技術提携を発表したのは大きなインパクトでした。アマゾンはECサイトだけでなく、機器同士をネット経由でつなげるために必要な「クラウドサービス」のプラットフォーム、声で家電などを操作できる「スマートスピーカー」なども提供しているため、日本を含めた世界中にハイアール×アマゾンのコネクテッド家電が一気に広がっていくかもしれません。日本の企業も家電のコネクテッド化を進めているところなので応援したいところですが、2社の“巨人”の動向は今後とも要注目です。

パソコンガイド
コヤマタカヒロ氏
●スティック掃除機戦国時代
2018年最も盛り上がった白物家電がスティック掃除機です。パナソニックからはフラグシップモデルとなる「パワーコードレス」が登場。ダイソンも「V10」が好評です。また北米市場で高いシェアを誇るシャークも日本市場に参入しています。シェア面でも、キャニスター型掃除機を追い抜き、今やスティック掃除機がトップ。 2019年もその勢いは続きそうです。

美容家電・
育児用品ガイド
田中真紀子氏
●美容家電のIoT化
IoTの波がついに美容家電界にも到来。すでに、スマホで測定した肌の状態に合わせて美容液や乳液を調合するシステムや、測定結果をもとに最適なコースを自動選択する美顔器、搭載カメラで肌分析して適切なスキンケア方法をアドバイスするミラーなどが登場しています。そもそも効果的な美容法は個々の肌質やその日のコンディションによって変わってきますので、専門知識がなくても、その都度最適なケアができるのは画期的なこと。肌分析で肌の状態がよくなれば、ケアへのモチベーションも上がりますので、導入器がますます増えていくことを期待しています。

家電
マーケティングガイド
伊森ちづる氏
●IoT対応家電の増加
ネットと接続するIoT家電のラインアップが増えている。スマホを使って家電が操作できるだけでなく、ネット経由で取得した気象情報を元に家電の使い方をアドバイスする機能なども備えており、ますますできることが増えている。とはいえ、海外に目を向けると、冷凍食品業者やスーパーなどとサービス連携をすすめるボッシュ、車の帰宅のルートを把握してオーブンの予熱をすませるシーメンスなど、日本よりもIoT機器が生活そのものを変化させるものへと進化している、こうしたグローバルの動きに対し日本メーカーがどのような戦略を打ち立てていくのかが来年の注目ポイント。

■「All About 家電アワード 2018」 実施概要
【対象商品】
2017年10月~2018年12月5日に発売された白物家電

【審査方法】
全27部門につき7人のAll Aboutガイドが、各部門において優秀だと思う商品を計90点選出。

【審査員】
戸井田園子氏、滝田勝紀氏、安蔵靖志氏、コヤマタカヒロ氏、田中真紀子氏、伊森ちづる氏、
藤村岳氏(※シェーバー部門のみ)

■「All About」について http://allabout.co.jp/
約1,300のテーマごとに、専門の知識や経験を持った人=「ガイド」が、その分野に関する信頼性の高い情報を提供する総合情報サイトを運営。2001年2月15日のサイトオープン以来、順調にユーザ数を伸ばし、月間総利用者数は約2,500万人(2018年7月実績、PC・スマートフォン・モバイル含む)となっています。「あなたの明日が動きだす」というサイトスローガンのもと、システムだけでは到達しない満足度へ“人”がナビゲートするサービスです。

 
 
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先:
株式会社オールアバウト 広報担当:柏原・安田
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