国内初、ジャストシステムのConceptBase(R)を活用した『コンテンツ連動型広告表示』を開始2万本を超える記事コンテンツに関連する「タイアップ広告」への導線を強化

2003年09月03日
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報道関係各位

株式会社リクルート・アバウトドットコム・ジャパン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO :江幡哲也)が展開する、専門ガイドによる総合情報サイト『All About Japan (オールアバウトジャパン)』(略称: All About)は、株式会社ジャストシステム(本社:徳島市、代表取締役社長:浮川和宣)のConceptBaseを活用し、2万本を超えるガイド記事の内容に関連する「他テーマのガイドによる記事タイトル」と「タイアップ広告のタイトル」を記事下に表示するという新機能を、9月3日より提供します。

All About Japanでは、17分野、約260テーマにわたって、ガイドが編集したリンク集、記事・コラム、メルマガ、および日記などのサービスを提供し、サービス開始後2年半で、ガイド記事、20,300本以上、月間ユニークユーザ数(※)が890万人を超えるサイトに成長しています。収益の柱である広告商品の中で、特に人気があるのが、ガイドの記事コンテンツと連動した「編集タイアップ広告」です。現在展開している約260テーマのサイトの中で、関連の深いテーマにターゲティングして、編集タイアップ広告への導線となるタイトルテキストを表示できる点が好評でした。
(※)ユニークユーザ・・・一定期間にサイトにアクセスしたユーザ数で、ページビューとは異なり、その期間内で重複を除いています。(= 同一ユーザが期間内に複数回アクセスしても、1人としてカウントされます。) この数字は、クッキー(Cookie)をもとに算出しています。

このたび、ConceptBaseの「自然な言葉や文章でのテキスト情報処理技術」を活用することで、従来の広告への導線に加えて、ガイド記事のすぐ下に、より高い精度で、記事内容と連動した「編集タイアップ広告のタイトル表示」が可能になります。これにより、さらなる、編集タイアップ広告の効果向上を目指します。また、ConceptBaseを活用した「記事コンテンツと連動した形での広告表示」は、国内初の試みとなります。

【ConceptBaseについて】

ConceptBaseテクノロジーは、テキスト情報からその内容(コンセプト)を抽出し、内容の類似性を判定する技術です。
類似性の判定には、(1)言語処理に必須となる形態素解析と、(2)類似度判定に必須となるベクトル空間モデルを利用した統計処理により実現されています。この2つの基礎技術により、高精度かつ高速なテキスト情報処理が実現されます。
内容の類似性を判定する技術は、関連ドキュメントの検索や、内容を判別した自動振分け、ドキュメント群のカテゴライズなど、様々なテキスト情報処理に応用できます。
*「ConceptBase」は、株式会社ジャストシステムの登録商標です。