【生活トレンド研究所レポート】
「衣食住のトレンド・リバイバル」に関する調査を実施
〜20代前半女子の30.4%が「プロデューサー巻き」を“新しい”と反応〜
〜20代の30%が「外食費が増加」と回答。人気は「ピッツェリア」など低予算・本格的な店〜

2013年10月31日
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株式会社オールアバウト

株式会社オールアバウト(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:江幡哲也)が運営するマーケティング・チャネル「生活トレンド研究所」は、第11弾のレポートとして、ファッションやグルメ、住宅の専門家4名を研究員ガイドに迎え、「日本の文化」に関するアンケート調査を実施しました。調査期間は2013年10月17日(木)〜2013年10月19日(土)、1都3県在住の20〜59歳男女計899名から有効回答を得ました。

【調査のポイント】

1)懐かしの「プロデューサー巻き」、20代前半女子は「かわいい」(37.5%)、「新しい」(30.4%)と反応
「レディースファッション」ガイド 宮田理江氏
「一般にファッションの流行は20年周期で繰り返すといわれています。ちょうど今は20年前に当たる1990年前後のファッションが復活するタイミングということになります。その背景にはバブル期の当時を知らない層が増えてきたことがありそうです。当時を知らない今の10〜20歳代の目には、プロデューサー巻きもクラッチバッグも新鮮なトレンドアイテムとして映るようです」

2)バブル期メイクの代表「太眉」、「赤リップ」=20代女性の4人に1人が取り入れている!(赤リップ25.0%、太眉33.0%)
「化粧品」ガイド 城後紗織氏
「過去に赤リップが一世を風靡したのは、日本がバブル景気に向かっていた1988年。化粧品会社のイメージビジュアルも赤リップに太眉の組み合わせでした。最近のブーム再燃の背景には、景気上昇への期待感が高まっていることや、強い女性像に憧れる気持ちが反映されているのではないでしょうか」

3)20代の3割が昨年と比べて「外食費が増えた」
人気は低価格帯の「ビストロ」や「ピッツェリア」

「グルメガイド 岩谷貴美氏
「ピッツエリアに関しては、アメリカ系のデリバリーピザでもともと馴染みのあった『ピザ』を、本格的なイタリアナポリ風の『ピッツア』で食べられるという点が親しみやすくかつ本物志向を追求する自尊心もくすぐり、より外食に足を向けやすくさせていると言えるでしょう。今後も低予算で質の良い飲食店が増加すれば、外食産業の伸びも期待出来るでしょう」

4)「和室」回帰!家を建てる際に取り入れたいものとして20.6%が回答。「縁側」も19.9%が取り入れたいと回答。
「ハウスメーカー選び」ガイド 田中直輝氏
「人が住まいに対して『居心地が良い』と感じる大きな要素の一つは、『外とのつながりを感じられる』ことだといいます。それは私たち日本人が古来からそうした住環境(縁側、障子、タタミなどがある住まい)で暮らし、『文化』として受け継いできたためだと思われます。『これから住宅を建てる際に取り入れたいもの』で、『和室』と『縁側』という回答が上位に位置したのは、私たちのそうした感性が表れたからだと考えられます」

調査結果につきましてはPDFをご覧ください。
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■調査概要
・調査期間:2013年10月17日(木)〜2013年10月19日(土)
・調査対象:1都3県在住の20〜59歳男女(ジャストシステム「ファストアスク」リサーチ会員) 
・割付:男性20〜24歳 56名、25〜29歳 56名、30〜34歳 56名、35〜39歳 56名、
               40〜44歳 56名、45〜49歳 56名、50〜54歳 56名、55〜59歳 56名
         女性20〜24歳 56名、25〜29歳 56名、30〜34歳 56名、35〜39歳 56名、
               40〜44歳 56名、45〜49歳 57名、50〜54歳 58名、55〜59歳 56名
         計 899名
・調査方法 :インターネットリサーチ

「生活トレンド研究所」について
「生活者のトレンドと未来をひも解くマーケティング・チャネル」であることをミッションに掲げ、総合情報サイト「All About」で活躍する住宅、マネー、健康、グルメ、一般消費財等、様々な領域における専門家(=ガイド)が研究員となって、企業と生活者がより良い関係性を構築するための調査、市場分析を行なっていきます。その分野における高い専門性はもちろんのこと、生活者・実務家としての考えや想いも兼ね備えた「All Aboutガイド」ならではの分析・考察を重ねることで、表面的な定量データでは捉えられない新たな潮流や課題を浮き彫りにしていきます。

本件に関する報道機関からのお問い合わせ先:
株式会社オールアバウト 広報担当:柏原・大竹
TEL:03-6362-1309  FAX:03-6682-4229 E-mail: pr@staff.allabout.co.jp

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