【オールアバウト、沖縄県・沖縄観光コンベンションビューロー共同調査】「50~60代オトナ夫婦の関係に関する実態調査」を発表
~約5割の夫婦が二人きりでの旅行を”年1回以上”経験~
~カチコチ夫婦がとろける一番のスパイスは”旅”!?
旅行頻度が高い夫婦ほど、日常生活での”仲良し行動”が顕著な傾向に~
株式会社オールアバウト
沖縄県・一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー
総合情報サイト「All About」を運営する株式会社オールアバウト(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:江幡哲也)と、沖縄県・一般財団法人沖縄観光コンベンションビューローは、”旬香周島おきなわキャンペーン”の一環として、冬期の誘客ターゲットのアクティブシニア層である、東京、大阪在住の50代~60代の既婚男女1,100名を対象に、“いい夫婦の日”である11月22日にあわせて”夫婦関係”に関する実態調査を共同で実施いたしました。
【調査のポイント】
●オトナ夫婦のコミュニケーションツールで最も使われているのは「電話での会話」。
「手紙・メモ書き」でのやり取りは約2割。一方、「LINE」の利用率は約1割。
●約5割の夫婦が二人きりでの旅行を”年1回以上”している。
全く旅行をしない夫婦も約3割存在。
●旅行頻度が高い夫婦ほど、「散歩」や「映画鑑賞」といった日常生活での
“仲良し行動”が顕著に表れる結果に。
●観光地のイメージ。食事の美味しさは「北海道」、リラックス効果や現地の人柄の良さ
では「沖縄」に軍配。これからの冬シーズンの過ごしやすさでも「沖縄」が人気傾向。
【調査概要】
・調査期間:2014年8月21日(木)~8月22日(金)
・調査地域 :東京都・大阪府
・有効回答数:1,100件
・調査方法:インターネットリサーチ
・年代:50代550名(50.0%)、60代550名(50.0%)
■All Aboutでの関連記事
http://allabout.co.jp/1/238319/1/product/238319.htm
■旬香周島おきなわキャンペーン
http://cp.okinawastory.jp/
「手紙・メモ書き」でのやり取りは約2割。一方、「LINE」の利用率は約1割。
東京・大阪在住の50~60代の既婚男女1,100名に対して、日常の夫婦間のコミュニケーションツールで何を使用しているか質問したところ、「電話で会話」(76.6%)が最も多く、ついで「携帯のキャリアメール(ショートメール)(63.6%)」となりました。また若年層を中心に人気の高い「LINE」は14.5%と、「手紙・メモ書き」(27.9%)よりも利用率が低い結果になりました。【グラフ1】
さらに、一日の夫婦の平均会話時間も尋ねたところ、「30分以上1時間未満」(28.8%)、「1時間以上3時間未満」(26.3%)がボリュームゾーンとなりました。一方で、「30分未満」「ほとんど会話しない」という層も約3割近くいることが明らかになりました【グラフ2】
全く旅行をしない夫婦も約3割存在。
また、ここ数年における夫婦二人きりでの旅行の頻度について尋ねたところ、「年に1回以上」行く人が約5割(年に1回、半年に1回、年に3回以上の合計)となり、二人に一人が夫婦水入らずの旅を楽しんでいる結果となりました。その一方で、「全く行かない」という夫婦も約3割存在し、今後のシニア旅行の潜在需要を表す結果とも言えるでしょう。【グラフ3】
前述の旅行頻度の回答結果と、日常生活での夫婦の”親密度合い”を図る行動を比較分析したところ、旅行に「年に1回以上行く」夫婦は、「全く行かない」夫婦に比べて、一緒に“散歩する”、”映画鑑賞する”、”家で晩酌する”、”洋服選びをする”と言ったほぼ全ての行動において実施傾向が大きく上回る結果になりました。旅行頻度と日常生活における親密度合いには相関関係があると言えそうです。【グラフ4-1~4】
さらに、旅行先での一日あたりの会話時間が普段と比べてどのくらい増えると感じるかを尋ねたところ、「1.5倍以上増える」(50%以上75%未満、75%以上100%未満、100%以上の合計)と回答した人が約3割となり、旅行が夫婦関係にもたらす効果の一端と言えるでしょう。【グラフ5】
また、旅行先での相手の言動でカチンとくるものを尋ねたところ、「特にない」(43.6%)が圧倒的に多く、次いで「歩くペースが早い、または遅い」(16.6%)、「就寝時のイビキがうるさい」(16.2%)が2割にも満たず、シニア夫婦の旅行において、相手の行動はそこまで気にならないと言えそうです。【グラフ6】
日本国内の観光スポットに対して抱いている、いくつかのイメージについても尋ねたところ、「食事が美味しい」では札幌、函館、小樽などの”北海道エリア”が最も多い結果となり、「自然に溢れている」、「リラックスできる」「現地の方の人柄が良い」といった項目においては那覇や石垣島・宮古島など”沖縄エリア”が支持を集める結果となりました。また、冬シーズンの旅行をする際の過ごしやすさでも、”沖縄エリア”が九州エリアを大きく引き離し、最も多い結果となりました。【グラフ7-1~5】
■All About「夫婦関係」ガイド
二松まゆみ氏のコメント
「ご夫婦で会話をしていますか?」夫婦仲がカチコチになって悩んでいる方に私が問いかける言葉はまずこれです。ほとんどの方は「少ないけど、会話はあります」といった回答です。では会話の中身は?となると“食事は何時にする”“早くお風呂に入ってください”“新聞持ってきて”などなど日常の事務的なもの。長い長い間、一緒に生活しているのですから生活面での会話になってしかたないのですが、これに一つスパイスを加えることでカチコチ夫婦はスプレーで水をかけたように潤ってきます。そのスパイスは『自分の気持ち』です。「嬉しい」「楽しい」「きれいだ」「わくわくする」「おいしい」「切ない」「悲しい」などなど、今、自分が感じている気持ちを一言、声に出すだけで会話に深みが出て、相手をいとおしく思うようになるのです。
そして、この気持ちがこもった会話はご自宅のリビングよりも旅先が、数倍広がりを見せます。今回のアンケートでも旅先での会話が普段より1.5倍以上増えるとの回答が3割になりました。慣れきった日常では『気持ち』をいちいち述べるのは面倒なもの。これが旅先となると「うわあ、エメラルド色の海、きれいね」「東京じゃ見ることができない星降る夜だね」「南国で飲む冷えたビールは格別にうまい」というように心が喜んでいるという感情が現れます。すると一緒にいるパートナーも同調するので会話がグンと膨らみます。
若い人はFacebookなどで感動をシェアしますが、我々のようなオトナ夫婦は言葉で感動をシェアするほうが得意な世代。一番身近な旦那さん、奥さんと話をすることでカチコチ度をやわらかくできます。そして今までたくさんのご夫婦と話してきた私が見つけた仲良し夫婦の法則は、日常一緒に行動する夫婦は旅行回数も多く、益々夫婦仲良し度がアップするということです。朝の散歩でも、夕方30分だけの晩酌でもなんでもいいのです。二人が「いい気分になる」時間を短時間でも共に過ごす。すると「今度、グルメ三昧の旅に行くか」と旅行の誘いがしやすくなります。旅に出ればまた会話も増えるので益々仲良しに。いいことづくめです。そして夫婦仲がクールになった時、あるいはマンネリ関係を打破したいとき、おすすめの旅先は沖縄。理由は『海』と『心地よい空気』。海を見ると人の心にも水が満ちたように穏やかになります。若かりし日、絶対に二人で海を見た甘ずっぱい思い出があるはず。その思い出を蘇らせるためにも海は必須景色なのです。散歩の延長線に旅があります。一緒にご近所を散歩している時に「海が見える所に旅しよう」とつぶやいてみてください。
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